この度、1900年(明治33年)創業の株式会社福井酒造場(三重県伊賀市)の清酒製造業を引き継ぎ、
酒事業に参入いたしました。
こだわり その1
テロワールに根差した酒造り
三重の豊かな風土が育む、清らかな水と良質な酒米を使用し、テロワール※に根差した酒造りを行ってまいります。
※テロワール
テロワール(terroir)は、ワイン用語として『土地(土、土壌、大地)の要素』、『気候の要素』、『人的要素』を総合したぶどう作り・ワイン造りの環境のことを指し、ワインの味を決める重要な要素とされています。 当社においても日本酒の味を決める重要な要素としてテロワールにこだわり、三重県という豊かな風土で育まれた素材にこだわり、日々よりよい酒造りを行っています。

水
仕込み水は、三重県松阪市飯高町で採水した、カルシウムなどのミネラルを多く含む希少でまろやかな硬水を使用しています。
米
日本酒の主原料である、酒米は酒造好適米の三重県産『五百万石』と三重県産『神の穂』を使用しています。

こだわり その2
徹底した品質管理の四季醸造
外気温が高い季節に清酒醸造を行うと品温が上がりすぎ、品質のよい酒ができないため、清酒の醸造時期は通常冬季に行われています。当社では、清酒醸造工程の機械化と温度管理など品質管理を徹底することでいつでも作りたてのお酒を提供できる四季醸造※を行っています。
※四季醸造
四季醸造は、年間(四季)を通じて清酒醸造を行うことをいいます。
製造工程

蒸米
洗⽶・浸漬した米を、蒸気で一気に蒸しあげます。外は適度に硬く、内はふっくらやわらかい「外硬内軟」と呼ばれる状態を目指し、均一に仕上げます。

仕込・発酵
麹・蒸米・水を3回に分けて、徐々に加える量を増やしながら、もろみを仕込みます。徹底した温度管理のもと発酵を行っています。

瓶詰め
できたてのお酒を瓶に詰めて出荷準備を行います。